NPO準備委員会―掲示板

毎週日曜日21時からzoom会議をやっています。
お気軽にご参加ください。
(中川までご連絡を nkgw0726tmm@gmail.com)
*11/10は中川が出張のため中止させていただきます

新着 (11/10)
都でこういう支援があることを教えていただきました
https://www.tepro.or.jp/applicant/case/case025.html
新着 (11/3)
メンバーの役割
主戦力:中川 (講演・交渉・企画・イベント実行)

シニアメンバー:
信頼面・予算獲得方面の支援・イベント機会の獲得

若手メンバー:
自分の着想や能力を分析して他人と共有する訓練など、NPOの理想を体現する存在になって欲しい

<構想>

NPO法人
研究・探究教育を一般に普及させる会

<NPOの最終目標>
一般の人々が普段から色々なものに興味を持って、自分で考えて、アイデアを出し合える社会の実現

<NPOメンバー資格>
・「地頭」が全てではなく、教育や訓練によって頭の良さや能力が伸ばせると信じている人
・ 自分や他人の能力を分析して言語化、他人と共有して議論することを肯定できる人
・ 当NPOの目標達成に貢献する意思があると認められる人
上述の条件を全て満たすことが条件です。
年齢や身分・専門・職業は関係ありません

<背景>
研究者
・「社会に役立つ成果」を世間から求められるが、研究自体を応援してもらえる雰囲気は乏しい。
・上記の事情により、予算確保等のために色々と無理があるアピールをする傾向がある。
(信用されなくなってきている気がします)

中学・高校の教育界
・研究教育が推進されており、探究教育も義務化されている
・具体的にどうすれば良いのか教えてくれる人が居ない

一般の人々
・インターネット検索の普及によって多くの人々は考える機会が減っている。
・頭の良さは生まれつきの才能だと考える人が多い。
・「研究」は一部の頭の良い人のもので、多くの人にとっては他人事だと考えられている。

従来の日本の教育システムは基本的に知識や技術の伝授を目的としており、それらを使いこなす発想力や思考力は個々人の天性の才能に頼ってきた。発想や思考が重要な研究業界でさえも、着眼の仕方や考え方を教育する仕組みは確立されていない。根本的な問題は「才能の仕組みを分析して教育に用いる」という発想が存在しないことにある。

近年のスポーツ業界では、才能のある人を科学的・論理的に分析して教育に活かすことが流行している(古田の方程式など)。これらは初心者・中級者にとって有用なだけではなく、整理・言語化された理論は一流選手自身にも活用されているようである。漠然と行うよりも、論理的に理解して洗練した方が強力であることは明白であるが、これは科学・教育業界においても同様であると思われる。

<課題解決の基本戦略>
生まれ持った「頭の良さ」が個人によって異なることは、おそらく事実である。一方で教育や訓練によって伸ばせる「頭の良さ」の余地は非常に大きい。生まれつき頭の良さに恵まれた人は、自分の才能を分析して他人に説明できるレベルで理解することで、さらに才能を伸ばすことができる。また能力に恵まれなかったように感じる人も、他人の考え方やアイデアの出し方を参考に「頭の良さ」を身に着けて磨き上げることで、天才を超えることも可能である。
研究者は成果の重要性をアピールするだけではなく、研究すること自体の面白さや、そこで得られた考え方なども一般に普及させることで、研究・探究すること自体のファンを増やす。一般の人々は研究・探究が研究者だけが必要なことではなく、自分たちの人生にも重要であることを実感してもらう。

 

<具体的な戦略>
「研究者」
・専門知識の無い人に、研究成果だけではなく、研究すること自体の面白さを共有させる。
・自分や他人の思考を分析して、言語化しながら洗練して教育に用いる。

・研究の面白さや有用性を一般に広める。
初心者と話すことで、自分が曖昧にしていた部分に気が付くことは多い。したがって自分の研究や考え方を、専門知識が無い人にも理解できるレベルで整理して言語化することは、研究者本人の資質向上にも役立つ。また研究の面白さを一般の人々に共感させて認めてもらうことで、研究に対するファンを増やして科学業界全体を応援してもらえる雰囲気を醸成できる。理解してもらえないのは相手に知識が無いからではなく、自分の研究についての理解が突き詰められていないことや、プレゼンが適切ではないことが原因だと考えるべきである。
(「知識」ですが、手加減の無い高等な内容も工夫次第では、中学生にも判りやすく話すことができます)

・中学・高校生や一般の人々の研究・探究を支援する
一般の人々と同じ視点に立って、相手の課題や研究に自分が専門研究で培った思考力や発想力を試すことは、自分の研究能力を向上させることにもつながる。高度な技術や最先端機器などが使えない限定された状況で、相手の目的達成の戦略を一緒に考えてみましょう。

NPOとしては研究者にこれらの機会を提供して、さらに一般の人に対する接し方や説明の仕方なども助言する。

「一般の人々」
・「頭の良さ」が学べる能力であることを知る
・ 身近なところにアイデアや工夫が隠れていることを知り、学ぶヒントになることを実感する
・ 研究や探究する楽しさを知り、気軽に挑戦できるものであることを知る

NPOは研究者の講演や気軽に話せる場を提供する。また探究を楽しむイベントや、一般の人が気が付いた発見などを発表する場を提供する。探究・研究を楽しむための初期教育も行う。

「探究や研究に関わる中学・高校の教員や生徒」
これらの人々は研究者でもあり、一般の人々でもありますので、両方にご参加いただけます。

 

<広報活動>
NPOのブランディングは協力してくれる人や資金を集めるためにも非常に大切である。
・学会などに提言することで存在を認知してもらう。
・研究業界や教育業界においては積極的に広めてもらいたい。
・一般に関しては、学校関連や講演イベントからの口コミ等で広まる範囲から始めたい。
(我々の経験が不足している状況で、手に負えないレベルのカオスな人々に対応しきれない)

 

<運営・活動資金の獲得>
NPOの多くが開始から数年で活動を停止しているが、ほとんどの原因は活動資金の不足によるものであるらしい。したがって継続的に社会に貢献するためには、資金獲得にもしっかり向き合う必要がある。
・認定NPO法人をめざすか?
認定NPO法人だと個人や企業からの寄付に対して、寄付してくれた人が控除を受けられる

一方で毎年3000円以上寄付する人を100人以上、安定的に得る必要がある。
開始から3年以内はこの条件が適用されない特例認定NPO法人であるが、その後はこの条件が適応される。
個人からの寄付はありがたいが額は小さい。
企業などから大口の寄付があった時に法人税軽減を受けていただくためには欲しいところだが・・・・
(最初の三年で様子を見る)

・基本的に受益者負担の構造にしたいと考えている。
イベント・講演会については少額でも運営の原資となる参加費を徴収する
大学・研究所の学生や若手の研修を有料で受託できないか?
(委託料、寄付など形式は色々とあるはず)

・文科省や県、教育委員会等の補助金
申請可能なものを調べる
・学会や大学からの寄付・助成金
申請可能なものを調べる

 

<未決・検討事項・情報等>
NPOの名称

 

<To do list>
本音アンケートの作成
研究者、学校教員、一般の人に対して、本音で答えられる匿名アンケートを行いたい。
例えば高校で探究・研究を指導している教員が、他の高校の教員や研究者の本音を知りたいことは色々とあるでしょう。
聞いてみたいこと、不平や不満などを募集して、googleフォームのアンケートで答えてもらう。
(完全に一般の人に開放するとヤフコメのような荒れ方をする可能性もあるので、周知する範囲はある程度良識が期待できる層にしたいが・・・・)
*設問数が多すぎると回答者が減る傾向にあるとのアドバイスを頂いた。
アンケートを小分けにして、第一回~という感じで徐々に増やしていくことを考えている。
属性を調べるところが必然的に多くなるが、毎回入力するのは無駄に回答者の負担を増やすことになる。

 

学会提言
学生や若手研究者、そして大御所でも意識して欲しいことを提言する。
「大学で何を研究しているの?」「何の役に立つの?」という質問に、しっかりと答えていますか?
まさか「研究は役に立たないからいいんだ!!」という、熟練した研究者同士にしかわからないような答えをしてないですよね??

*考えてみたら学会提言って、「学会に」提案するのではなく、「学会が」提言するのですよね。
色々な学会に賛同してもらって、僕らが社会に提言する形が良さそうです。

コメント

  1. 中川知己 中川知己 より:

    ご意見や提案などをお気軽に書き込んでください

  2. 越水 より:

    名前、探究の芽を育てる会とかだとちょっとぼやけますか?