エジプト訪問記〜2〜

旅行記

エジプト行きの飛行機は、予想外の各駅停車でした!

14時間の飛行機滞在の後で朝6時に無事にアブダビに到着したのですが、ここで思わぬミスに気が付きます。
事前に「エジプトのお金は、カイロ空港で両替すると良いですよ」とアドバイスされていたので、日本円以外は全く持っていない状態だったのですが、当たり前ですけどアブダビ空港で何も買えません。

(アドバイスは全く間違っていません。「エジプトのお金は」という部分をスルーした自業自得です)。9時に出発なのですが、喉が渇きます。
ひたすら我慢・・・・
歯も磨きたいのですが、私は「トイレで歯を磨く」というのが耐えられない性格なのでツライです。
特に海外の空港のトイレで磨く勇気は絶対にありません。
リステリンとか持ってくれば良かった・・・と後悔しても手遅れです。

ようやく出発して、2時間後にカイロに到着。
乗国内線の乗り換えでセキュリティチェックが2回もありました。
しかも靴まで脱ぐように指示されます。
さすが・・・というい感じですが、安心できる気がするので逆に嬉しいです。
ここで京都からの参加者と合流しました。
英語が出来る知り合いなので、超安心。
既に出発から21時間が経過しており、ほとんど寝ていないのですが、ゴールが近いのでテンションも上がってきます。
飛行機から見える地上の光景にほとんど緑が無いのは、なかなか衝撃的でした。
内陸から海まで茶色で、いきなり透き通った緑色の海です。(窓側じゃないので写真は撮れない)
当たり前といえばその通りなのですが、実際に見ると感動しますし、色々と考えさせられます。
無事にハルガダに到着して、JSPSの手配してくださった運転手さんと合流しました(現地時間の16時。26時間経過)。

暑いと予想していたのですが、そんなことはなく快適です。
空港の周りなどは植物が植えられていて緑がありますが、少し離れると瓦礫や砂の景色が続きます。
最初は何も無いと思っていましたが、山の影に入るようなところには意外に多くの木が生えていました。
また、それ以外も所々に草の塊があります。
観察したい・・・。
しばらくは開けっ放しの窓から見える景色ではしゃいでいましたが、だんだん目が痛くなってきました。
目立たないだけで砂埃が酷いようです。

エジプトは漢字で「埃及」
埃(ホコリ)が及ぶって・・・・。 なんか酷い命名ですね。 たしかに砂埃が多いのかもしれないですが。

ホテルに到着して、とりあえず寝てから発表の準備と考えていたのですが、実際は全員参加の「welcome dinner」が19時から開催されるとのことです(予定表には書いてあったのですが、発表準備で余裕が無くてチェックしていなかったです)。
さすがにフラフラになってきました。
しかしJSPSの日本人スタッフの方と、日本語ができる秘書さんが合流してくださったので、気持ち的には非常に楽になります。
シャワーを浴びて、念願の歯を磨いてちょっと休憩。
ホテルは凄く良いところで、たぶんかなり高価だと思います。
JSPSに感謝!!
(学会の開催地がリゾートなので必然的に高いのですが・・・)

エジプトのご飯については、知り合いから酷いということを聞いていました。しかしオーガナイザーのNabilさんがグルメらしく、学会のご飯はJSPSカイロ事務所の人も感動の美味しさです。ただし、イスラム教圏なのでアルコールは無しですが・・・・、まあこれはこれで楽しいです。
帰りに町中で猫を見つけたりして楽しくホテルに帰って・・・というはずだったのですが、ちょっと疲れすぎていたらしく記憶があんまり残っていません。
結局は22時くらいに部屋にたどり着いて寝たと思います。(名古屋を離陸してから32時間経過。17日は横浜からワザワザ名古屋に移動してからの飛行機だったので、たぶん家を出てから40時間以上経過しています)
長い長い長い長い1日?でした。

エジプト訪問記〜3〜 初日

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