アイデアの精製の仕方

アイデアの見つけ方

 

違和感や矛盾を感じることが見つかったとして・・・

最初になぜ自分がそのように感じるかをしっかりと考えましょう!!

 

世の中で一番難しい問題とは・・・?

それは「漠然とした問題」です。

何が疑問なのか?

何が問題なのか?

漠然としていれば、余計なものまで全て解決しなければならなくなり、ハードルが極端に上がってしまいます。

逆に必要最小限で問題の本質を捉えることができれば、中学・高校の設備でもアプローチできることが多いです。

自分の違和感の原因・本質を的確に把握して、最少限で本質を捉えることがアイデアを「研究テーマ」にするための重要なステップです。

中学や高校の設備・技術・予算等では不可能に思えるようなテーマでも、「最少限の本質」に答えるだけなら充分に可能であることも多いです。

最初に自分が気になった原因となる事象は、手掛かりであって実は本質ではないこともあります。

何が絶対に譲れない本質なのか?

除去しても問題無いような代替可能な部分はどこか?

しっかりと考えてみて下さい。

この段階が研究の成否のほとんどを左右します。

そして・・・

私が中学・高校生に一番学んで欲しいポイントです。

自分が感じた矛盾・違和感の本質を最少単位で把握することができれば、それを検証するための最短・最少コストの方法も思いつくことが多いです。

ただし、見極めに失敗していると意味が無いのでご注意を!

また、現時点ではアプローチ不可能という場合でも、「何が足りないのか?」「何が必要なのか?」を整理しておけば、将来に何気なく聞いた話からアイデアがつながって突破口が開けることがあります。

考え尽くせていなければ、せっかくのヒントとなる情報が入っても気付くことができませんね。

最後に・・・

*横浜サイエンスフロンティア高校の構内で出会ったカエル

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